車検費用は「法定費用」と「車検基本料」から構成されています。

• ・法定費用…自賠責保険料、重量税、印紙代
• ・車検基本料…24カ月点検・整備費用、検査代、代行手数料など

法定費用は車検業者や車の状態に関わらず、どこで車検を受けても金額は一定です。

この法定費用は、車検を通す際に、国に納めるお金なので、現金でしか受け付けない場合が圧倒的に多いです。つまり、クレジットカードや分割で支払えるのは、車検基本料だけということになります。
車検の整備先の提携信販会社による「車検クレジット」の場合も、同様です。

例えば、カローラなどの小型車の場合、自賠責保険料は25,830円、重量税は24,600円、これに印紙代を加えると約5万円の現金が法定費用として必要になります。仮に車検整備先が、この法定費用をクレジットカードや分割払いで受け付けた場合、この5万円を立て替えることになります。毎月何十台もの車検を受けていれば、この費用は膨大になります。それを嫌う車検整備先が多いのが実情です。

「クレジットカードやローンで全額を支払いたいのに、一部しか使えないということが車検当日にわかった」というトラブルも少なくはありません。

ディラーや大手などの一部では、車検費用の全額をクレジットカードや分割での支払いができるようですが、車検に出す前に、お店を一軒一軒確認する必要があります。仕事などで毎日の足にクルマを使っている人や、車検をとってすぐ乗りたい人にとっては、かなり面倒なことです。

一方、車検基本料は車検業者や車の状態に左右されます。車が劣化したりダメージを受けていたりして部品交換や追加整備が必要になった場合は、さらに上乗せで費用がかかるということになります。

エンジンオイル、そろそろ交換の時期かもしれない。
ブレーキパット、まだ乗れなくはないが交換しておきたい。
タイヤの残り溝がだいぶ少なくなっている。
まだ大丈夫な状態から少し不安な状態、完全に交換や修理が必要な状態まで、いろんなことが車検でわかります。
毎日運転するからしっかりとメンテナンスしておきたいという人も多いはず。大切な愛車ですし、出費を気にして、交換や修理を先延ばししたくないですね。

このように車検は、その費用の全額をクレジットで支払えないお店が多かったり、予想外の修理や部品の交換が発生するものです。そんなとき、全額を分割払いにできて、スピーディーに借りれるキャッシングでの支払いがおすすめです。